asobi基地には、4つのルールがあります。
- asobi基地では、オトナもコドモも、すべての人が平等です
- ダメ!などの、否定する言葉は、うまく言い換えて伝えよう
- コドモと同じ目線になって、世界を見てみよう
- それぞれの価値観を尊重し、フェアに対応しよう
asobi基地とは、子どもの自由な発想や、「やりたい!」という意欲が、豊かに引き出されている場を指します。
思いのままに遊ぶ子どもたちの、いきいきとした姿。
日々、向き合っているはずの親が、我が子の新しい一面に気づくことも、多々あります。
子どもたちが見ている世界の豊かさを、垣間見られるはずです。
“自然” こそ、最高の遊びの素材!
素材が石や草木や土に
このようなasobi基地の価値観を、アウトドア遊びに持ち込んだら、どうなるでしょうか。
豊かな自然は、子どもたちをよりいっそう輝かせます。
なぜなら、豊かな自然は、それそのものが、最高の遊びの “素材” だからです。
いつものasobi基地で、子どもたちの自由な発想を引き出す、紙コップや、ダンボール、洗濯ばさみ、はさみ、のりなどの素材・道具。
これがアウトドアでは、石や、木の枝や、魚が泳ぐのが透けて見えるような川の水、広い原っぱ、草花や野菜を育む土などに変わります。
asobi基地らしい子どもたちの見守り
asobi基地キャンプをはじめ、うみあそび、ゆきあそびなど、asobi基地・関東 アウトドア部のイベントは、1泊ないし2泊で企画されるケースが大半です。
豊かな自然の自然の中で、泊まりがけで遊ぶと、子どもたち同士の関係も深まり、それぞれに物語が生まれます。
気の合う友達を見つけて遊び回ったり、ときには大喧嘩をしたり、様々な喜怒哀楽に直面し、ぐんぐん成長していきます。
そんな子どもたちを見守るのは、全員が、asobi基地の価値観に共感する大人たち。
asobi基地・関東 アウトドア部のイベントでは、大人の都合で子どもたちを縛ることはありません。
「ダメ!」と言ってもいい?アウトドアならではの危険への対処
キャンプや、火を使うバーベキュー、海や川での水遊びなど、アウトドアには、危険がつきものです。
危険を感じたら、頭ごなしに「あぶないからダメ」と止めさせるのではなく、
どうしたら子どもの「やりたい!」という意欲を潰さずに、実現させてあげられるかな?
と考えてみてください。
BBQコンロの中身を覗こうとするのは、視線の低い子どもにとって、そこになにがあるのか、気になるから。
焚き火にいろいろな物を投げ込むのは、物が燃えるのがおもしろかったり、炎自体に興味をそそられていたり、人間として当然の欲求です。
制止した後は理由を説明しよう
とっさに「ダメ!」「危ない!」と、子どもの行動を否定してしまう機会が、増えるかもしれません。
なにしろ、 本当に危険なのですから、これは仕方がありません。
ただし、「ダメ!」と叫んでしまった後には、きちんとその理由を説明するように、意識してみてください。
火遊びがしたくてたまらない子がいたら、
「一人では触らないでね。ヤケドしたら、すごーく痛いよ。じゃあ、一緒にやってみようか」
川に向かって、みんなで石を投げ出したら、
「ねえ、見て。川の中で遊んでいるお友達がいるよね。石を投げても、大丈夫かな?」
などなど。
安全を最優先に、臨機応変に対処できるとよいですね。