2017年10月2日

最終目標は富士山頂!asobi基地やまのぼり

山頂って、本当にゴールですか?

「歯を食いしばって登れ」と大人が誘導し、登頂を成し遂げることにも、きっと意味はあるでしょう。けれども、子どもが得られるのは、“大人が用意した” 成長ですよね。

山に登る子どもたちを見ていると、

人の個性の数だけ、山との付き合い方があり、誰もが自分らしく成長していく

という事実が、とてもよくわかります。

asobi基地やまのぼりでは、子どもたち一人ひとりの「好奇心」「意欲」「興味関心」を尊重します。

また、親は、子どもたちの率直な思いを受け止め、フェアに向き合います。

asobi基地のフィロソフィーに則り、チャレンジを応援し、信じて見守ることができれば、子どもたちは、大人の想像を遙かに越えて、驚くような成長を見せてくれます。

シリーズの最終目標は、ちょっぴり背伸びして、親子での富士山登頂。

親子トレッキングならではの声かけの仕方や、基本的なマナー、富士登山のための様々なノウハウを、自然豊かな山の魅力にふれながら学んで、それぞれのペースで準備をしてください!

年齢制限なし!ただし推奨年齢は高め

富士山から眺める日の出

通常、asobi基地アウトドア部のイベントは、3歳くらいになれば誰でも参加でき、0歳でも来てもいいですよ、というものが多いですが、asobi基地やまのぼりは、例外です。

最終目標となる富士山は、標高3,776m。常に、高山病や低体温症のリスクがあり、体調の変化や、症状を、自分で認識し、周囲に伝えらなければ、危険であるためです。

おおむね、年中・年長・小学校低学年くらいからが目安になります。

特別なトレーニングは必要ありませんが、日常的に外遊びや野遊びに親しんでいて、平地で5kmくらいは問題なく歩ける必要があります(富士登山は、登山道にもよりますが、往復約15km、高低差約1,500〜1,800mの長丁場です)。

その子の成長や、発達度合いによって様々なため、年齢制限は設けませんが、各自、親の責任で参加を判断してください。

なお、山を登り切れなくても、問題はありません。完全な団体行動ではありませんので(FacebookメッセンジャーまたはLINEでグループを作り、状況を報告しあいながら進みます)、ペースが遅くても大丈夫です。チャレンジは、大歓迎します。

 

asobi基地らしさ満点!「asobi基地やまのぼり」5つの特徴

asobi基地やまのぼりは、asobi基地4つのルールに代表される、asobi基地ならではのフィロソフィー(哲学)をベースにした、親子トレッキングシリーズです。

特徴は以下のとおりです。

1. オトナもコドモも、やまのぼりを楽しもう

asobi基地やまのぼりは、親子で参加し、オトナもコドモも、等しく楽しむためのトレッキングシリーズです。

「子どものために参加します」という方は、申し訳ありませんが、他の団体をお探しください。

理由は、親が楽しむ姿勢になっていない場合、我が子に対して「あなたのために参加しているのに」などと、イライラする場面が増えやすく、子どもにとって、良い経験にはなりにくいためです。

 

2. できたことに目を向けよう

asobi基地やまのぼりでは、

「もうこれだけ登ったよ。もう少しで●●だね」

など、できた事実、成し遂げた成果への、認知を促す声掛けを重視します。

「もっと頑張れ」など、叱咤激励のみはNG。

なぜなら、“今はまだ、頑張りが足りない” と、できていない事実を指摘する、マイナスのニュアンスを含むためです。

私たちasobi基地アウトドア部では、山登りは、辛いことを我慢するためのアクティビティではない、と明確に考えています。

たとえば、

  • アスレチック感覚で木の根や岩を乗り越える
  • 自分の身体能力の限界に挑戦する
  • まだ見ぬ景色を探し求めて進む
  • 友人たちと一緒に遊びながら登る

などなど。

トレッキングの魅力・楽しみを、どこに見出すかは、人によって様々。

子どもに対しても、楽しみを見つけるヒントを提供できるような声掛けが理想です。

 

3. 子どもに寄り添って、ありのままを受け止めよう

子どもは率直なので、つまらないものはつまらない、辛いものは辛い、と、遠慮なく口にします。

(特に富士登山は、同じような風景が続くため面白味に欠けますし、大人でも酸欠で苦しかったり、長丁場で強い疲労を感じたりする場面が多いのが事実です)

とは言え、子どもが、「つまらない」「疲れた」「もう嫌だ」などと口にするのは、親に甘えたいだけだったり、心身に安定を得るための手段だったりするケースが大半です。

こんなときに拒絶されれば、当然、やる気を失ったり、ヘソを曲げたりします。

親としては、イライラしがちですが、ネガティブな言葉を「そうだね」と共感し、ただ受け止めてあげましょう。ときには、ギュッと抱きしめてあげるのも、とてもよい方法です。

 

4. 子ども自らの意志で登ってこそ、登頂成功

asobi基地やまのぼりでは、オトナもコドモも、自らの意志で山に登ることを、最も重視します。

叱咤激励や、鼻先ニンジン作戦ほか、“登らされて” の登頂は、asobi基地やまのぼりでは、登頂成功ではありません。

順調に登山が進まない場合、もう下山するか、登山を続けるか、子どもに問いかけ、子どもの意志を最大限に尊重します(天候悪化や、体調不良など、やむを得ない場合は除く)。

自らの意志で “登り切りたい” との気持ちになれない場合は、まだ心身の準備ができていません。「再チャレンジしようね」と、受け入れてあげてください。

人生において、「失敗しないこと」よりも、「失敗しても何度でも再チャレンジできること」のほうが、遙かに重要ですし、無理やり登らせた場合、山がトラウマになるかもしれないリスクもあります。

 

5. 子どもの力を信じ、見守ろう

普段から、間近に子どもたちを見ている、私たち親は、ついつい、子どもの限界を勝手に設定してしまったり、「あなたにはまだ早い」と決め付けたりしがちです。

逆に近すぎるからこそ、子どもたちの本当の力が、見えなくなるのかもしれません。

実際、親子での山歩きでは「こんなに歩けるとは思わなかった」という感想が、多々聞かれます。

逆に、これくらいは平気だと思っていたら、機嫌が悪かったり、足が痛いと言い出したりして、思いがけなくリタイアするケースもあります。

asobi基地やまのぼりでは、チャレンジを歓迎します。子どもの思うがまま、好きなだけトライさせてあげられる環境を整えてあげましょう。

 

本番の富士登山への挑戦条件

富士山の雄大な火口

親子での富士登山は、初心者のぶっつけ本番では、成功率が低いうえに、危険をともないます。

asobi基地やまのぼりで富士登山に挑戦するためには、以下の3点が条件となります。

1. 学ぶ

年間5〜6回程度開催されている、asobi基地やまのぼりイベントに参加して、親子一緒に3回以上の登山を経験して、トレッキングを学んでください。

※プライベートで頻繁に親子トレッキングをされている方は除きます

安全に富士登山を成功させるための条件

親子で富士山登頂を達成するためのノウハウ

2. 経験する

両親のどちらかが、事前に、富士登山を経験してください。

富士山トレッキングは、その標高の高さから、なかなか他の環境で経験を補うことができません。

asobi基地アウトドア部でも、イベントを実施しますので、その機会を利用してもかまいません。

3. 準備する

以下に指定する、必要最低限のトレッキングギアを揃えてください。

親子で富士山登頂を目指すために最低限必要なトレッキング用品&持ち物リスト