
「asobi基地やまのぼり」シリーズの最終目標は、親子での富士山・山頂!
山頂からは富士山のほか大涌谷や芦ノ湖が一望、道中は変化に富んだ起伏が楽しく、トレッキングの練習に最適な「金時山」に登ります。
推奨年齢はやや高めですが、チャレンジは大歓迎!
ペースは遅くても構いませんし、登れきれなくても大丈夫。
親子ならではの山登りのポイントや、山での体の使い方、富士山特有の長丁場&高山病への対処の仕方を少しずつ学んで、レベルアップしていきましょう!
「asobi基地やまのぼり」って?
山頂って、本当にゴールですか?「asobi基地やまのぼり」シリーズ概要
※初参加の方は、必ずお読みください
日程
2019年4月13日(土)
※雨天時中止
参加費
大人(中学生以上)¥1,000
子ども ¥2,000
※現地支払い。お釣りのないようにお願いいたします
募集人数
親子4組程度予定
※大人1名+子ども2名など、子どもの数のほうが多い構成でお申し込みいただいた場合、安全面を慎重に検討し、限定数のみの受け入れとさせていただきます。ご了承ください
登る山
金時山( 1,212m)
神奈川県箱根町・南足柄市
見どころ
晴れていれば、山頂からは、雄大な富士山の眺望に加え、箱根、大涌谷、芦ノ湖まで一望。
また、道中も、金太郎伝説のある大岩や、変化に富んだ起伏など、子どもにとっては天然のアスレチックです。
所要時間
約6時間(昼食含む)
※高低差・約500m、往復約6.5km
子どもの参加条件
年齢制限はありません。
おおむね、
- 平地で5kmを歩ける
- 年中または年長以上
あたりを目安に、各自で判断してください。途中でリタイアしても、まったく問題ありません。
山歩きに特別なトレーニングや、筋力・持久力は必要ありません。日常的に、外遊び、野遊び等を行っていれば、十分にチャレンジできます。
集合
公時神社 駐車場付近 9:15
交通
車/東名高速道路「御殿場」ICより約15分。駐車場および駐車スペースあり
バス/小田急箱根高速バス「新宿駅高速バスターミナル」7:05発〜「金時神社入口」下車9:09着(大人1,900円、小人950円)
ほか
持ち物
トレッキング用具
以下は、安全のため、必須となります。
用意できない場合は、参加いただけませんので、ご注意ください。
- リュックサック(できれば胸とウエストで固定できるもの)※必ず両手は空けてください
- はき慣れた運動靴(トレッキングシューズが望ましいですが、必須ではありません)
- 軍手またはトレッキンググローブ ※防寒および登山中の手の保護のため
- 帽子 ※防寒のため
- 防水透湿素材のレインウェア
- スマートフォン
→2つの目的で使用します。1つは、FacebookメッセンジャーまたはLINEでグループを作り、登山中に連絡を取り合うため。もう1つは、山地図アプリでの遭難防止です。 - GPS記録&山地図アプリ
→今回は遭難するような山ではありませんが、使い方を学んでおくと役立ちます。「ヤマレコ」「ヤマップ」など。アカウントを取得して、使用できるようにしておいてください。道を見失ったときに、とても心強いです - モバイルバッテリー
その他持ち物
- 登山中のおやつ(1〜3分の休憩時間でサッと食べられるもの)
- お茶やスポーツドリンクなど1人500ml以上
- 昼食
- レジャーシート(昼食時に使用)
服装について
登山中は汗をかく一方、山頂での昼食時は、風が強かった場合、体感温度がかなり下がることが予想されます。
下着は速乾素材のものを着用し、重ね着で体温調節できるようにしてください。
アウターは、ウインドブレーカーなど、防風性能が高く、コンパクトに収納できるものが機能的です(防水透湿素材のレインウェアでも代用できます)。
スケジュール
9:15 はじまりの会
親子ならではの山登りのポイントや、山での体の使い方、富士登山に向けたノウハウについて、お話します。
あらかじめ、「親子で富士山登頂を達成するためのノウハウ」に目を通しておいてください。
9:35「公時神社 駐車場付近」出発
11:30 山頂でお昼休憩
13:00 下山開始
15:30「乙女口バス停」着〜おわりの会
※スケジュールは目安です。それぞれのペースや、コース状況、天候状況等により、大幅に変更になる場合があります
※車の方は、乙女口バス停より、徒歩10分程度(約800m)で公時神社 駐車場まで戻れます。道中の車道は、一部の区間で歩道がなく、危険がありますので、大人のみで車を取りに戻るのがおすすめです
山登りの流れ
スマートフォンを使い、FacebookまたはLINEのメッセンジャーグループ(お申し込みいただいた方にご案内します)で、登山中に連絡を取り合います。
みんなで歩きますが、集団行動ではありませんので、歩くのが遅くても何も問題はありません。
山歩きのテクニックの観点では、富士登山に向けて、「バテずに登り続けられるペースを見つける」が最初の目標。
また、山の楽しみ方の観点では、大人も子どもも、「自分ならではの山の楽しみ方を発見 or 再認識する」が目標です。
全体で子どもを見守り合う
asobi基地やまのぼりでは、キャストはもちろん、パパ・ママを含む参加者全員で、子どもたちを見守ります。
迷子・遭難を防ぐため、子どもだけで進まないようにだけは、最大限に注意して、必ず、誰か大人が付けるように協力をお願いいたします。
※親子つきっきりで、一緒に登る必要もありません(ただし、怪我などトラブルは自己責任となりますので、ご了承ください)。後述するように、なるべく我が子から離れたほうが、うまくいくケースが多いです
リタイアOK
リタイアはいつでもOKです。メッセンジャーグループで、報告をお願いします。
なお、asobi基地・関東 アウトドア部では、「失敗しないこと」よりも、「失敗しても何度でも再チャレンジできること」のほうが、遙かに重要だと考えています。
自らの意志で “登り切りたい” との気持ちになれない場合は、まだ心身の準備ができていません。
親にしてみれば、我が子にリタイアさせるのには、勇気がいるかもしれませんが、「またチャレンジしようね」と、受け入れてあげることが、とても大切です。
言うまでもなく、子どもも一人の人間ですから、我が子の意志を、最大限に尊重しましょう。
自分の子どもから離れてみる?
子どもは素直です。嫌なものは嫌だと言いますし、辛ければ辛い、つまらなければつまらないと、率直に言います。
これは本当にそのとおりなので、「そうだね」と寄り添ってあげることが大切なのですが、自分の子どもだと、甘えが感じられて、ついイライラしてしまいがち。
また、道中で色々なものを見つけたり、遊びを発明したりして、ペースが上がらないと、「他の参加者に迷惑をかけてしまう」との気遣いから、無理に歩かせようとしてしまいます。
が、子どもの思いや、楽しみ方を否定しても、これは完全に逆効果。
場合によっては、山が嫌いになってしまう可能性もあります。
その子にとっての楽しみ方、子どもの世界を、大切にしてあげてください。
どうしてもイライラしてしまって仕方がないのなら、asobi基地キャストや、他のパパ・ママに、子どもの付き添いを任せてしまいましょう。
試しに、他の子と一緒に歩いてみると、たとえ我が子と同じようにネガティブな言動をしたり、なかなか進まなかったりしても、不思議とイライラせず、びっくりするはず。
相互に見守り合いながら歩くのが、asobi基地やまのぼりです。