asobi基地キャンプの参加費変更につきまして

いつもありがとうございます。asobi基地・関東 アウトドア部のよりかね隊長です。

例年、静岡県川根本町で開催している、asobi基地キャンプですが、新型コロナウイルスの影響を受け、当面は大集団での訪問は難しそうな情勢です。

この半年以上、代替の開催地をああでもないこうでもないと探し回り、やっとのことで「ここならば!」と思えるフィールドを、千葉県大網白里市に見つけることができました。

この春休みから、日帰り企画を中心に、新しいスタイルのイベントをリリースさせていただいています。

いよいよ2021年ゴールデンウィークより、宿泊をともなうキャンプイベントを実施していきますが、これまでと違った条件のフィールドとなり、参加費を変更させていただくことになります。

表面上は値上げとなるため、ボランティア・非営利で運営するからには、どのような背景があるのか、しっかり説明させていただく必要があるだろうと思い、こちらの記事を用意させていただきました。

費用や所要時間・滞在時間等の比較

項目八木キャンプ場大網白里・新フィールド
利用料(3人家族)約2,400円約5,000円
交通費(電車)片道8,840円
(往復17,680円)
片道2,850円
(往復5,700円)
所要時間(電車)東京駅から3時間14分+タクシー数分東京駅から46分+タクシー数分
所要時間(車)都内から3〜4時間(渋滞時4〜6時間以上)都内から約1時間(渋滞しても2時間程度?)
現地での滞在時間約48時間(2泊・5食)約30時間(1泊・4食)※1
1回あたりの参加人数50〜70名超25名前後
参加費大人10,500円、小学生 6,200円、幼児4歳以上 5,100円 ※3歳まで無料【新】大人・子ども(3歳以上)共通 8,000円 ※2歳まで無料
※1 食事など各自となりますが、前泊または後泊の追加制度あり(追加費用なし)。この場合、最大で45時間程度の滞在ができます

運営経費の増加

非常にリーズナブルな料金の八木キャンプ場(川根本町)

まず、これまで拠点としていた八木キャンプ場は、川根本町の観光協会が運営し、破格とも言えるリーズナブルな料金で利用することができていました。

しかしながら、新フィールドは、都心からは多少の距離があるとはいえ、アクセス至便な千葉県内にあり、また慈善事業ではありませんから、それなりに利用料がかかることになります。

ゴールデンウィークについては、まとめて一定額で貸し切ることで、利用料を抑えることはできており、たくさんの方に来ていただければ1人あたりの負担は軽くはなるのですが、コロナ禍のため、あまり大勢の人を集めることができない事情があります(もどかしいですね)。

また、八木キャンプ場では、ときには70名を越えるみなさんに遊びに来てもらっており、特に炊事の面では、スケールメリットから大幅に食費を抑えることができていました。

しかしながら、昨今の世の中の状況を考えると、以前のような大集団でのキャンプは、リスクが高すぎ、現実的ではありません。

ゴールデンウィークのasobi基地キャンプでは、1回あたり20名程度、スタッフを含めても25名前後で収まるように計画をしています。こうなると、スケールメリットは、大幅に低下してしまうことが想定され、経費も以前より多めに見積もる必要がでてきます。

以上のように、一人ひとりの負担はどうしても増えてしまいます。が、そのかわりに、きちんと意識さえすれば、確実に密を避けられる環境を用意するお約束ができると考えています。

大人・子ども一律料金への変更

新しい料金体系は、大人・子ども(3歳以上)共通 8,000円(2歳まで無料)という一律料金です。これにも背景の説明が必要だと思います。

新型コロナウイルスの影響は多岐に渡りますが、やはり根底から考え方を変えなければならないのが、テント数ではなく、人の数で定員を決めなければならない、という点です。

以前であれば、テントを張るスペース(と、レンタルの在庫数)こそが問題で、1テントあたり2人でも6人でも良かったのですが、現在では水場やトイレ、食事を囲むテーブルなど、局所的な密の発生を極力避けるため、純粋に人の数が重要になってきます。

食費負担のみを考えれば、大人のほうが子どもより高額の参加費になるのが一般的ですが、感染リスクの低減を考えるなら、子どもだからと言って半人分に考えたり、頭数に入れないというわけにはいきません。

もちろん、どのようなやり方をしたところで完璧に公平になるわけではないのですが、この状況下では、人数に比例して均等に負担いただく形が望ましいだろうという判断をしました。

※0〜2歳は、(もちろん個人差はあるものの)親と一緒での行動が多い年齢であり、またasobi基地としても参加を応援したいとの思いから、別枠・無料としました

近さ、交通費の安さのメリットも

結果として、1家族あたりの参加費の合計額は、ほとんど変わらないと想定されます(過去の傾向から、そのようになるように計算しました)。

ただし、日程は、2泊3日・5食から、1泊2日・4食へと短縮され、滞在時間も約48時間→約30時間と3〜4割ほど短くなりますので、やはり運営経費増加の影響を受け、実質的には値上げとなってしまいます。

一方で、交通費は、たとえば電車の場合、1/3以下となり(所要時間も1/4に)、大人2幼児1なら2万円以上も安くなる計算ですから、総額という意味では負担が減るご家庭もあるかもしれません。

また車での参加の場合、川根本町での開催では、連休ともなるとどうしても新東名高速道路、東名高速道路の渋滞に巻き込まれてしまい、通常でも3時間以上の道のりが、ときには6時間以上かかってしまうこともザラにありました。

大網白里市の新フィールドでは、京葉道路やアクアラインは渋滞するかもしれませんが、それでも所要時間は格段に短く済むはずです。

「あったらいいね」を大切にしたい。寄付サポーター登録のお願い

以上のように、メリットもデメリットもありますが、2020年のように一括で活動休止としてしまうのではなく、できることをできる範囲で形にしていけたらと考え、このように組ませていただきました。

私の子どもたちは、今でこそ本格的なアウトドアアクティビティで遊べるように成長していますが、幼少期の頃にasobi基地キャンプで得た経験は、はかり知れないと感じています。

どうぞ誰でもたくさん来てください、とは言えない状況ですが、もう1年以上の自粛生活が続き、「子どもたちの今」だって大切、リスクを理解したうえで様々な体験をさせたい、という人のためには、場を開いていきたいという思いがあります。

ただ、そのためには、みなさんのご協力も必要なのも事実です。

一つは、参加するみなさんの安心・安全を確保するための取り組みで、体調不良や保菌リスクが考えられる場合に、キャンセル料をゼロにしています。

もちろん、直前にキャンセルが出てしまえば、その分はほぼ丸ごと赤字になってしまいます。この仕組みを継続するためには、十分な基金が必要です。

またもう一つは、キャンプギアの保管場所の問題です。これまでは、クラウドファンディングでみんなで建てたasobi基地小屋(川根本町)に収納していましたが、この状況になり、フレキシブルに動けるよう、多くの荷物をいったん持ち帰ってきました。

到底、自宅で保管できるような量ではありませんので、やむなく、自宅近くにコンテナ倉庫を借りました。2帖で約1万円/月の維持費がかかります。

基本的には、みなさんからいただいた参加費から捻出できればと思っていますが、やはりキャンセルが基金のキャパを越えてしまえば、丸ごと赤字ということにもなりかねません。

そこでぜひみなさんにお願いしたいのが、寄付サポーターへの登録です。

毎月、500円、1,000円、3,000円と少額ずつ積み立てていき、いざというときの出費(キャンセル料撤廃基金)や、活動を維持するための原資にあてるものです。

率直に言って、お金が余っているわけではなく、恐らく本格的に活動を再開すれば、ギリギリか、若干の赤字になるだろうと想定しています。

個人的な話をすれば、コロナで「はじめての親子キャンプ教室」事業はずっと休止をしていますし、主戦場であるレジャー業界も我慢のとき。いつしか、続けたくても無理が出る日がくるかもしれません。

このような世の中だからこそ、みなさん一人ひとりの「あったらいいね」が大切。

asobi基地・関東 アウトドア部の活動が、どこまで「いいね!」に値するのかわかりませんが、少しずつでも支えていただけたら、感激です。長くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします!