まるで “asobi基地村” のよう! 一体感が素敵だった「asobi基地キャンプ2015」レポート

asobi基地アウトドア部のメインイベント、asobi基地キャンプ2015が、前期・後期ともに無事に終了しました。
今年の参加希望者は、なんと、約30家族・100名(キャスト含む)。
うち、定員オーバーでキャンセル待ちとなった方、仕事の都合や体調不良で泣く泣くキャンセルとなった方を除く、約80名が参加してくれました。
asobi基地村の出現!
2015年のasobi基地キャンプでは、複数の参加者が「asobi基地村」というワードを口にしました。
キャンプサイトの設営の仕方を変えたのがポイントでした。
手前から、キッチンスペース、リビングスペース、木陰のハンモックスペース。
中央は広場(夜は焚き火を囲む大人たちの空間)とし、まるで一つの集落のような空間を作りました。
大人も子どもも、それぞれが、やりたいことに取り組みながら、時間を過ごすわけですが、不思議と一体感があります。
かと言って、閉塞感があるわけでもありません。「大人も子どもも、そのまんまでそこにいていい」という、asobi基地のフィロソフィーが活きます。
たとえば、乳児と2人で参加すると、作業的な貢献はほぼできないわけですが、それで当たり前。子育てをする誰もが通ってきた道です。
もう一つ大きいのは、アウトドア好きが火起こしやBBQを担当し、料理好きが料理を担当し、遊び好きが子どもたちと遊ぶ、というように、「やりたい」をベースに行動している事実です。
好きでやっているのだから、「なんでアイツはやらないんだ」とは、もちろんなるはずがありません。
メンバーそれぞれが、くっついては離れ、有機的に絡み合う、「asobi基地村」の誕生も、必然でした。
朝から晩まで全力で遊びまくる!
滞在先の静岡県榛原郡川根本町でのアクティビティの目玉は、なんと言っても、大井川での川遊びです。
実は今回、直前の大雨で、地元の方でも「滅多に見ない」というほど大井川が増水してしまい、前期・後期とも、ほぼ川遊びができない状況となってしまいました。
でも、“素材” しかない、豊かな自然の中に子どもたちを連れ出せば、彼らはおのずから遊び始めます。
35℃は少し気温が高すぎたかもしれませんが、首都圏のような湿気は皆無。「暑い」というよりは「熱い」と言ったほうがしっくりきました。
「熱い」のであれば、冷ませばいいわけです。
水鉄砲&水風船バトルは、バケツでの水の掛け合いにまで発展し、大人も子どもも、全身ずぶ濡れ。
その他、流しそうめん、スイカ割り、かき氷&アイスクリーム作り、バームクーヘン作りなどなど。
後期は虫取り大好きキッズが揃い、朝から晩までカブトムシやクワガタを追い回り、蝶やバッタやナナフシを捕まえていました。
料理は、カレー&ハヤシ作り、BBQはもちろん、ダッチオーブンでの丸鶏料理や、天ぷらも。とにかく、やりたいことをとことんやり尽くした3日間となりました。
貴重な経験(トラブル)も
トラブルもありました。
前期・後期で、火傷が2件。
また、カブトムシがいるかも?と地面の穴を探ったところ、地蜂(クロスズメバチ)の巣を刺激してしまい、大人子ども数名が刺されました。
経験豊富な地元の芦沢さんや、参加者の中の医師・廣渡さんのサポートもあり、どれも大事には至らず、ホッとしています。
野外フィールドに30人40人が入り乱れる状況では、親がどんなに気をつけていても、怪我などのトラブルをゼロにすることは、極めて困難です。
もちろん、致命的な事故は絶対に防がなければなりません。アウトドア部でも、そのための体制・対策は常に考えています。
ただ、子どもたちがアウトドア方面に世界を広げていくには、どうしても軽微な怪我はつきもの。
いざというときに、地元の方や、アウトドア経験豊富なメンバーのサポートを得られるのは、asobi基地キャンプのメリット、と改めて感じました。
次回、asobi基地キャンプは秋!
参加したみなさんからは、「来年もまた行きたい!」「次は●●したい!」という感想が、たくさん聞かれました。
このままでは、来年も定員オーバー必至……。
そこで、asobi基地アウトドア部では、夏キャンプとはまた違った、さまざまなイベントを企画していこうと、作戦を練っています。
まずは秋。
シルバーウィーク(9月)で調整を進めていますので、気になる方は、続報をお待ちください。
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